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2010年1月18日 (月)

キンドルに負けない、「本」の作り方

Photo
私社長、ついにスマートフォンを買いました。ただし、iPhone ではありません。東芝が作った「Winows Phone」です。Google携帯と迷ったんですが、パワポデータとかそのままやり取りできるし、なにより東芝だし。(親父の明和電機は、もと、東芝の下請け工場でした)。
iPhoneを避けるあたりに、僕のAppleへの屈折した思い(想い?)が現れておりますな。

さて、そのケータイで、昔の作家の作品がフリーで読める「青空文庫」を見たんですね。大好きな作家の上村松園の随筆を横書きゴシック体で、液晶で読むと、なんだか、画家がまだ生きていて、そのブログを読んでるような気分になる。言葉が、いきいきと、飛ぶ込んでくる。すごく面白いんです。

で。思ったんです。
ケータイで本なんて読むのは、ばかばかしいと思ってたけど、この体験はやばいぞ、と。「本が売れない」といわれておりますが、もしかして本が売れていた時代の方が、異常だったのかも、と。そして、アマゾンのキンドルですよ。リアル本キラーの。あれが日本語対応になったら、絶対に買ってしまうな。「テキストの新体験」というエンターテインメントを体験したくて。

これは、本にとって、やばいなあ・・・と思ったので、ツイッターでつぶやきました。「キンドルにできなくて、本にできることは?」と。それをまとめたのが、上の絵です。近い将来、キンドル的な出版が大勝利をしているとき、出版業界は、上の絵のような「本でしかできないこと」に偏ったおかしな本を、本気で考えなければならないかもです。

Photo_2

「本にできて、キンドルにできないこと」をツイッターでつぶやいたら、面白いアイデアをみなさんからもいただきました。面白いのをいくつかイラストにしてみた。

これは、「昼寝のとき、顔にかぶせて眠れない」のイメージ。ロボにしか見えない。

Photo_3

わかるなあ、この男のロマン。「本をくりぬいてピストルを隠せない」です。
Photo_4

これも笑った。「力じまんで引きちぎれない」。
まあ、キンドルも引きちぎろうと思えばできますが、その前に、心が引きちぎれそうになります。あんな高い商品。

そのほかにも、

「パラパラアニメができない」「袋とじができない」「読んだあと焚き火にくべれない」「床が抜けない」「行間に鼻毛を植えれない(漱石)」「書斎のインテリアにならない」「早弁の弁当隠せない」「著者サインをもらえない」「食べて覚えられない」「ブックオフに出せない」「出入りのドスよけにならない」「鍋敷にならない」「丸めてゴキブリをたたけない」「屋根を葺けない」「読み終わって、いきおいよくパタン!ができない」「筋トレできない」

などなど、秀逸なアイデアをいただきました。

・・・・しかし、こうして見ると、本の中身に関してのアイデアがひとつもない!!
本とは何か?を考えさせられました。







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コメント

book
こんばんは。

自分は
『「あれが伏線だった」と気付いた時に、今読んでいる所を押さえつつそのページに戻って、その伏線を読んでニヤリとする事が出来ない』
だと思いました(^^)
book

電子書籍だと、ちょこっと線を引いたり書き込んだり出来ないですよね。
そして読み返したときに自分の書き込み見て、
「あーこんなこと思ったんだ」とか
「あー誤字してる、だっせぇ」とか思うこともない。

電子書籍だと『読む前にわくわくできない』。

綺麗に装丁された表紙をめくって最初の一行を読むとき…

…至福です。

未来は、図書館が書籍博物館とか資料館に位置づけされるんでしょうかね?
栞を作ってた業者は倒産か・・・

「書籍」って、著者なり読者なりの脳細胞やら精神活動を可視化、物質化したもんだと思うんですよね。
友だちんちに遊びに行って、本棚やCDラックを見てるとたのしいです。
いまは少なくなったけど、電車内で読書してるひとが読んでる本をさりげなくチェックするのも、たのしい。

「このひとんなかには、こーゆーのが詰まってるんだあー」というのが、あくまでも断片的にだけどわかる。
ぜんぶ電子化されてキンドルに収められちゃったら、そのたのしみがなくなって、ちょっとさみしい。

図書館や本屋さんで、見知らぬ男女が左右から同時に同じ本に手を伸ばして、そこからはじまる恋なんてのもなくなっちゃうのかしら。
聖書や経典なども電子化されたら…お坊さん、法事でキンドル読経。

本だけにできること
・ベッドの下に隠すこのとスリル
・カバーのカモフラージュ

意外と真面目に、こんな方向有りだと思いました。
アニメを3次元化したフィギュアが売れるのと同じように、3次元の“本”が売れるには?って考えると「触覚、味覚、嗅覚」がキーワードかと。

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